greeting of principal --- 校長の言葉

2016年4月より、第16代附属小金井小学校校長を拝命いたしました東京学芸大学芸術・スポーツ科学系教授、鈴木あきさと明哲と申します。皆様どうぞよろしくお願いいたします。大学では健康・スポーツ科学講座に所属し、これまで体育やスポーツの歴史に関する研究を進めて参りました。
 早いもので2学期も終わりを迎えようとしておりますが、私自身、才もないまま校長という要職に就いてしまい、恥ずかしながら未だに困惑する日々を過ごしております。これまで二十数年にわたり大学職に従事して参りましたが、いかんせん大人相手の仕事であり、附属小学校長のような子ども相手の仕事に関する経験値がなく苦戦しております。ですがこれもまた何かのご縁ゆえ、精一杯努めて参りたいと思います。
 さて、すでに先般、同窓会の総会ならびに懇親会に参加させていただき、誠にありがとうございました。その折に、太平洋戦争下、国民学校の時代に在学されていた同窓の方から、当時の資料を拝見させていただきました。ご自分の日記、練習帳、絵、写真、学校から配布されたガリ版刷りのプリントなど、どれもとても貴重な資料で、しかも保存状態も秀逸でした。これほどまでに大切に保管されていたことを思いますと、そこには附属学校時代への愛が感じられました。戦争の時代ではありましたが、それは貴重な時間であったことが偲ばれます。このような大切な資料全部を附属小金井小学校へと寄贈いただきました。豊島、追分、小金井と所在地や校名は変わりましたが、「なでしこ」だけは変わらず、歴史の火は脈々と受け継がれているような気がしております。 「撫子の会」が今後とも歴史をつなぎ、ますます発展いたしますことを祈念し、ご挨拶といたします。 校長の言葉